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平家落人集落伝説が残る関東の秘境の秘湯に泊まる! 栃木県川俣温泉 国民宿舎 渓山荘とサンショウウオの串焼き 

栃木県日光市。案外広く、一度は訪れないと「結構」と言えない、あの日光の数々の観光地の更に北の奥に、平家落人(おちゅうど)伝説が残る集落があります。



平家落人伝説とは、源氏と平氏の戦いに敗れた平氏が、厳しい追っ手を逃れて険しい山間部にまでやってきて、そこに隠れ住み、盛んだった頃の都の文化を現在に至るまで密かに守り継いでいる、というものです。

そんな平家落人伝説は実は日本各地に点在しており、栃木県の川俣温泉では、「平藤房」なる人物が隠れ住み、温泉を発見したという言い伝えがあります。

しかしながら、これといった証跡もなく、また源氏の本拠地である関東に隠れ住むのが現実的か、などからも、平藤房が実在の人物であるか否かという議論がわき起こり、それ以降平藤房発見説による紹介は減り、藤原藤房の末裔である藤原藤四郎が発見した、という説に変わりつつあるそうです。

ただし、藤原藤房は平家の家臣であるという説があり、故に平家落人伝説には間違いないとされていますが、この人物、実は平家の家臣ではなく、公家の万里小路藤房である可能性が高いそうです。

追求してしまうとロマンが無くなってしまいますのでこの辺に致しますが、真相は色々な史実や伝説が入り交じった話が平家落人伝説に繋がっており、その背景には色々な史実の可能性を秘めた「何か」を示す、様々な悠久の歴史や物語が存在しているのだと思われます。敵のお膝元に隠れ住むのなら、なおさらのこと、その証拠には容易には気が付かれない様に配慮せねばならなかったはずですから。

そんな川俣温泉ではありますが、自然に囲まれた山あいの渓流に面したところに位置しています。温泉街の入り口には間欠泉があり、50分に1回くらいの割合で高さ15メートルまで湯柱を吹き上げたりしています。

ここまでの道のりは険しく、日光からの近道である林道は冬季は閉鎖になります。鬼怒川温泉からのルートでは、途中から急に道が悪くなり、バスも通る道ではありますが、かなり緊張を強いられる局面もあります。また、山道ですから、冬季は早めの滑り止め対策が必要な地域です。

と言うわけで、今回お世話になったのは、川俣温泉の「国民宿舎 渓山荘」でした。


お部屋

総部屋数18室、部屋は和室で、トイレ付きとトイレ無しがあります。6~12畳くらいだと思われますが、必要十分な範囲だと思います。
掃除等はきちんと行き届いています。


駐車場

この宿自体が道路から一段下がったところに位置しています。それも、かなりの角度でカーブしながら降りた所にあり、勢い駐車場もその目の前になります。台数は20台分と十分なスペースですが、冬場は雪で上れない車が出るそうで、注意が必要です。


温泉

泉質は、含イオウナトリウム塩化物泉です。炭酸水素イオンが多くも多く含まれているため、皮膚の脂肪や分泌物を乳化して洗い流し、皮膚を滑らかにします。そのため、美人の湯、と言われているそうです。

ここの温泉は清掃のタイミング以外は24時間入浴可能で、全て源泉かけ流しです。大浴場と露天風呂、無料で使える貸切りの桧風呂があります。
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露天風呂では、野生のリスがチョロチョロ遊びに来てくれました。露天風呂の雰囲気はバッチリですね。

なお、この宿ではバスタオルの提供がありません。持参するか、有料レンタルになりますのでご注意下さい。


その他

付近にコンビニや売店、食道等の施設がありません。必要な場合はそうとう手前で準備する必要があります。

また、国民宿舎だからなのか、サービスは必要最低限な感じです。布団の上げ下ろしも自分で行う必要があります。宿の人達は皆さんよい方なのですが、コストとの見合いで割りきりが必要でしょう。でも、悪くはありません。

川治方面から来る途中で「またぎの里」という一件の食堂がポツンとありました。宿から3キロ弱、車で約5~6分の距離ではありますが、この食堂がその付近では最初で最後な感じです。
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「またぎの里」では、そば、うどんの類いの他、ご当地グルメの鹿肉や熊肉、その方面の特産物サンショウウオなどが頂けます。鹿肉や熊肉はあっさりしていて、変な臭みは全くなく、案外柔らかくてかなり美味しく頂けました。串焼きで出てきたサンショウウオは骨っぽいのかと思ったら、案外軟骨系で味はクセもなく、するっと頂けちゃいます。見た目はグロテスクですが。なお、道の駅ゆにしかわまで行くと、このサンショウウオの薫製が売られています。足湯もありますよ。

熊肉丼
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サンショウウオの串焼き
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プロフィール

士夢亜 宗幸

Author:士夢亜 宗幸
永い永い人生の旅真っ只中、いつも気ままに旅する(自称?)journeyist(ジャーニイスト)、士夢亜宗幸(しむあむねゆき)です。あ、読みにくかったり長すぎたら、「しむあ」でも「しむ」「し」でも何でも結構です(笑)。

国内で訪問したのは47都道府県、海外はちょっぴり7ヵ所だけ。とにかくお出かけ大好きて、ついウッカリと、どこかにさ迷ってしまいます。じっくり滞在するよりもどちらかと言うと移動が好きで、空も海も鉄道も好きだけど、最近は四つ足で道路を転がる事が多いかも。飛行機はANA派て、SFC入手済み。

あとは、大きなお風呂が好きです。手足が伸ばせる大きなお風呂。ほっこりくつろげますよね。別に温泉に限らなくても大丈夫です。

旅先で目に飛び込む景色、耳に聞こえる音、肌に感じる風の感覚、口の中で広がる味わい、そして新しい出会い、そういったものが心に響いて奏でるのが、「旅の音」です。

私の胸の内からこぼれ落ちたそんな「旅の音」のかけらを、人知れず消えていく前に拙い筆先で記録(旅ノート)してみたいと思っています。

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